糖尿病は甘く見てはいけない!重篤な合併症を引き起こすリスクもあります。一生インスリン注射生活をしなければなりません。生活習慣が乱れている人は皆、糖尿病予備軍といっても過言ではありません。健康な未来のためにサイトをチェック!

糖尿病にも種類がある?

マスクをした医者たち

糖尿病には大きく分けて、2つの種類があります。
それぞれを1型糖尿病、2型糖尿病と呼んでいます。
このうち1型糖尿病は、自己免疫反応の異常、あるいはウイルスなどによって、膵臓にあるランゲルハンス島が攻撃されることにより起こります。

食事をして血糖値が上がることにより、ランゲルハンス島のβ細胞がその情報を得て、インスリンを分泌するように働きかけます。
このインスリンにより、体中の臓器にブドウ糖が送り込まれ、エネルギーとなります。
また肝臓や筋肉で、ブドウ糖がグリコーゲン(貯蔵糖)となるその手助けをします。
その他に脂肪の合成を助ける働きもあります。

つまり、血液の中の血糖を処理し、血糖値を一定に保つのがこのインスリンの役目なのです。
しかし何らかの原因で、ランゲルハンス島が攻撃されると、インスリンを出すことができなくなり、そのため糖尿病を発症してしまいます。
インスリンの分泌が少なくなると、血液中の血糖値が高いままになります。

この状態が続くと、当然細胞の中にブドウ糖を採り入れられなくなってしまいます。
この状態が糖尿病なのです。
こうなるとひどくのどが渇き、水を多量に飲んだり、また尿の量が多くなったりします。

この1型糖尿病の治療は、ほとんどがインスリン注射によって行われます。
注射といっても、最近はペンタイプが主流で、簡単にできるようになっています。
またインスリン製剤も様々な種類があり、その人の症状に合わせて処方されます。

1型糖尿病は若い人に多いのですが、まれに高齢者が発症することもあります。
日本の場合は、2型糖尿病に比べると発症率が低いのですが、国によってはかなり高い率で発症し、特に北欧の一部などは、発症率がかなり高いといわれています。

さらに1型糖尿病は、緩徐進行1型と劇症1型の2種類に分けられます。
前者はゆるやかに病状が進むのに対し、後者は数日ほどで、急に病状が悪化します。
特にこの劇症1型のタイプは、20代の人の発症率が高く、発症前に風邪のような発熱がみられます。
また妊娠後に発症する、いわゆる妊娠糖尿病もこのタイプです。

9割は2型糖尿病である

一方で2型糖尿病ですが、これは40歳以上の人に多い糖尿病です。
ただし若い人が罹ることもあり、しかも若年層の発症は増加しています。
インスリン分泌の低下や、インスリンに抵抗を示す因子に食事、あるいは運動不足がプラスされて、この2型糖尿病の発症に至ります。
肝臓にダメージがある場合も発症しやすくなります。
そのため、生活習慣病ととらえられることがしばしばあります。

また2型糖尿病の場合、家族や身内に糖尿病の経験者がいる場合は、特に発症しやすくなります。
この2型糖尿病の場合は、必ずしもインスリン注射を必要とはしません。
食事療法や適度な運動で、改善される例も多く見られます。

特に肥満の人、太り気味な人の場合は2型糖尿病にかかりやすいので、普段から検診を受け、食事に気をつけるようにしましょう。
日本人の糖尿病のうち、実は9割以上が、この2型糖尿病といわれています。

特に最近は、隠れ糖尿病が増えています。
これは本当は血糖値がかなり上昇しているのに、検診時は空腹時の数値を出すため、本人も糖尿病であることに気づかない状態のことです。
しかし糖尿病を放っておくと、後々大変なことにつながる恐れもあります。

糖尿病があると、脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高くなります。
また腎臓障害が出たり、あるいは網膜症による失明の確率も高まります。
さらにちょっとした傷が壊疽に進行したり、全身の神経障害が起こりやすくなったりもします。

そのためにも、普段から家庭で糖尿病のチェックをするのがお勧めです。
チェック方法としてまず血糖のチェック、そして尿糖のチェックがあります。
血糖の場合は測定器が必要ですが、尿糖の場合は試験紙に尿をかけるだけです。
そして、このチェックで陽性の結果が出た場合には、早めに病院へ行って治療を受けるようにしましょう。

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