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風が吹くだけで痛い、そんな痛風の正体

痛風という病気をご存知でしょうか。
風が吹いただけでも痛い、というもので足の親指などに発作時の激痛と発赤、腫脹を来たす症状です。
あまりに痛いために、痛風に苦しんでいた野球選手が療養の甲斐なく引退を選ぶなど、ただ痛いだけにとどまらないのがこの病気の怖いところですが、生活習慣病の一つとして捉えられています。

痛風の原因は尿酸という物質が過度に沈着した結晶が、ヒトの体を傷つけるために痛み、腫れるという一連の変化です。
血流の乏しいところで結晶が形成されやすく、足の親指の付け根に最もできやすいと言われているほか肘や膝などにできることもあるため他の要因による関節痛や関節炎と勘違いしてしまう場合もあります。
尿酸はプリン体、という核酸の一種を代謝した際に生じるもので、本来過剰量は尿に排泄される形で体外に出されますが、年齢を重ねて排出能力が低下したりプリン体を過剰に摂取することで代謝された尿酸値が排出可能量を大きく上回った時に発症します。

痛風発作が現れた場合、針状の結晶がヒトの組織を突き刺すために患部に衝撃を与える、などといったプロセスを介さず常に関節炎による痛みに苛まれる、というのが主な症状です。
血中の尿酸値が6.5mg/dl以上になった場合に高尿酸血症という診断がつきます。
治療開始の基準はこれらの数値を勘案しますが、脱水状態であったり、溶血性貧血などの症状を合併していると不当に尿酸値が高値を示す場合があり、経過を見て尿酸値が測定開始時点より上がっているという確証を得る必要があります。

治療方法は緩やかに尿酸値を下げていくことによる根治療法をベースとしています。
急激に尿酸値を下げた場合は痛風発作が増強する場合があり注意が必要です。
また、痛風発作時の激痛は日常生活にも支障を来たすようなものですが、その痛みを抑えるための痛み止めを姑息療法的に投与する治療方法もあります。
しかし、発症後は長く症状に付き合っていく覚悟が必要な、長期スパンで経過を見なくてはならないのが痛風です。

絶対痛風になりたくない人への予防方法

痛風の原因となる尿酸値はプリン体という核酸の代謝産物ですが、痛風をどうしても発症したくない場合はまず食事から摂取するプリン体の量を減らすことによる予防が何よりも重要です。
プリン体とは核酸の一種なのでどんな食物であっても細胞が含まれていれば多少なりとも摂取してしまうものです。
しかし、痛風発症を予防する上で避けるべき、特にプリン体を多く含んでいる食品というのはいくつか存在します。

プリン体を多く含んでいる食品の一例はビール、イクラなどの魚卵類などです。
これらの食品は居酒屋で振舞われる料理に含まれていることが多く、飲酒歴が多い方に痛風の患者が多いと言われており痛風が生活習慣病であるという言い方をされるのはこういった理由です。
飲酒歴が長ければ長いほど尿酸が高い状態が持続したまま数年経過していることもあり発症リスクが高いと言えます。
加齢による代謝能力の低下がさらに重なった場合、さらにそのリスクは跳ね上がるため50代で頻回に飲酒を行う方は特に尿酸値を気にする必要があるでしょう。

また、尿酸値は血液中の比率をもとに算出しています。
プリン体を多く摂取した場合にも尿酸値は跳ね上がりますが、尿酸を溶かしている血漿そのものが減少した場合でも相対的に尿酸値が上がってしまいます。
そのために脱水は痛風のリスクであると言えますが、脱水は激しい運動で汗をかいた場合にも起こるほか、アルコールによっても起こります。
アルコールを肝臓で代謝する場合、体内にある水分を消費して分解します。
プリン体を多く含んでおり、アルコール代謝のために二次的に脱水の起こるビールは痛風発作防止の大敵です。
ビールでお腹がタプタプになって水分を取ったように思いがちですが、知らずに起こる脱水に備えて意識して水分を摂取をして痛風を予防しましょう。